花粉症治療に舌下減感作療法(舌下免疫療法)
2011-01-05
花粉症の治療法のひとつに減感作療法というものがあります。
免疫療法の一種なのですが、今のところ花粉症を根本治療する唯一の方法とされています。
これは、アレルギーを起こす花粉の抽出液を少しずつ患者の体内に注射し、花粉に対する慣れを体内につくってしまおうというものです。
ただしこれには、エキスの濃度を少しずつ上げながら長い期間をかけて身体を慣らしていく必要があります。
週1回の通院から始まり、通院間隔を少しずつ空けながら続けていき、早い人で3カ月ほどで効果が現れ始めます。
患者の8割ほどには有効といわれていますが、基本的には2年以上治療を継続するものと思う必要があります。
この減感作療法で、新しい方法が注目されています。
エキスを注射するのではなく、舌の下の粘膜から体内に浸透させる方式で、舌下減感作療法(舌下免疫療法)と呼ばれています。
小さく切ったパンのかけらに花粉の甘いエキスを数滴染み込ませて舌下に置き、2分間そのまま保ちます。
舌下から浸透させるのは、あごの下の左右にあってアレルギー反応と深いかかわりのあるリンパ節にエキスが届きやすいという理由からです。
こちらの方法でも、エキスの濃度を少しずつ上げていきます。
1日1回から始め、徐々に間隔を広げていき、最終的に2週間に1回の投与とし、やはり2年間続けます。
従来の減感作療法だと注射でしたので、毎回通院する必要がありましたが、舌下減感作療法なら自宅でもできるので通院は1カ月に1回ですみます。
従来の減感作療法に代わるものとして、東京都は東京都臨床医学総合研究所と日本医科大学に委託して有効性確認の臨床研究を行ってきました。
その結果、患者の身体的負担が少なく、有効率は従来の方法に近い約7割ということが確認されています。
まだ健康保険の適用外ですが、苦痛の少ない手軽な減感作療法として普及の期待が高まっています。
免疫療法の一種なのですが、今のところ花粉症を根本治療する唯一の方法とされています。
これは、アレルギーを起こす花粉の抽出液を少しずつ患者の体内に注射し、花粉に対する慣れを体内につくってしまおうというものです。
ただしこれには、エキスの濃度を少しずつ上げながら長い期間をかけて身体を慣らしていく必要があります。
週1回の通院から始まり、通院間隔を少しずつ空けながら続けていき、早い人で3カ月ほどで効果が現れ始めます。
患者の8割ほどには有効といわれていますが、基本的には2年以上治療を継続するものと思う必要があります。
この減感作療法で、新しい方法が注目されています。
エキスを注射するのではなく、舌の下の粘膜から体内に浸透させる方式で、舌下減感作療法(舌下免疫療法)と呼ばれています。
小さく切ったパンのかけらに花粉の甘いエキスを数滴染み込ませて舌下に置き、2分間そのまま保ちます。
舌下から浸透させるのは、あごの下の左右にあってアレルギー反応と深いかかわりのあるリンパ節にエキスが届きやすいという理由からです。
こちらの方法でも、エキスの濃度を少しずつ上げていきます。
1日1回から始め、徐々に間隔を広げていき、最終的に2週間に1回の投与とし、やはり2年間続けます。
従来の減感作療法だと注射でしたので、毎回通院する必要がありましたが、舌下減感作療法なら自宅でもできるので通院は1カ月に1回ですみます。
従来の減感作療法に代わるものとして、東京都は東京都臨床医学総合研究所と日本医科大学に委託して有効性確認の臨床研究を行ってきました。
その結果、患者の身体的負担が少なく、有効率は従来の方法に近い約7割ということが確認されています。
まだ健康保険の適用外ですが、苦痛の少ない手軽な減感作療法として普及の期待が高まっています。
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